ローストビーフは、スーパーやレストランで人気のメニュー。
実は、ダイエットの強い味方で、貧血予防にも効果的です。
ローストビーフの3つの効果と、ダイエットにとり入れるコツを解説します。
また手作りする際の簡単レシピもご紹介します。
目次
ダイエット・ローストビーフの3つの効果

1.低カロリーで摂取カロリーを抑えられる
ローストビーフを作る牛肉の部位(モモ)はヘルシーで低カロリーです。
ローストビーフは普通冷めた状態で食べますから、
脂の少ない赤身肉が適しています。
脂が多いと、冷めた時に白く固まってしまって食べにくいですからね。
赤身肉の特徴は何といっても低カロリー。
100gあたりのカロリーを比較すると、
バラ肉が100gで426kcalに対してモモ肉は140kcalです。
焼肉のカルビは高カロリーですから、ローストビーフを食べる方が
至ってヘルシーでダイエット向き!
ローストビーフは、蒸し焼きになどのヘルシーな方法で
油を使いません。ですから、カロリーは大きく抑えるられます。
牛カツは高カロリーですが、ローストビーフは低カロリーです。
2.腹持ちが良いので空腹を感じにくい
牛肉は、タンパク質がとっても豊富。
タンパク質を多く含む食材は胃で消化するのに時間がかかります。
腹持ちがよく、次の食事までの空腹感を感じにくいといえます。
ダイエット中のおすすめのひとつがローストビーフサンドイッチ。
パンは、全粒粉を使ったものがベスト。
全粒粉は小麦を精製しないで、表皮や胚芽などをすべて粉にしたものだから
食物繊維が多く、満腹感が得やすい。


<補足>動物性タンパク質が豊富に補える赤身の肉
肉は、筋肉の材料となるタンパク質源。
摂ると筋肉がつきやすくなり、代謝アップにつながります。
特に赤身肉には、脂肪燃焼を促すLカルニチンが豊富。
また、肉を食べると体が熱くなる感じがしますが、
これは消化するのに多くのエネルギーを消費するから。
つまり代謝がアップするのです。
このあたりが肉は食べたほうが痩せやすいという理由です。
3.ダイエットの効果に悪影響の貧血を防ぐ
ダイエットを成功させるには貧血の予防が不可欠です。
貧血の大きな原因は鉄分不足。
体内に酸素を運ぶヘモグロビンが充分に働くことができないので酸素不足を招く。
基礎代謝は低下、体に脂肪をためこみやすくなるという結果に。
脂肪を分解するリパーゼも酸素不足だとうまく機能しません。
赤身の牛肉は吸収率のよいヘム鉄が豊富で、貧血の予防に効果があるんですよ。

ローストビーフをダイエットに取り入れる2つのコツ

1.高カロリーなソースは不向き
肉汁にバターを合わせるソースやサワークリームを使ったソースは美味しいですが、
ダイエットには不向きなので控えましょう。
おすすめは、塩(ぬちまーす)やポン酢などで食べるのがよいです。
2.鉄分の吸収率を高めるビタミンCと相性がよい
ビタミンCを多く含む食品との組み合わせが、鉄分の吸収率を高めてベスト。
簡単なのは「レモン」をしぼって食べること。
これ以外にも赤ピーマンやブロッコリーとの組み合わせも好ましい。
(ビタミンCを含むので)
ダイエット・簡単手作りローストビーフのレシピ

<材料>牛ももブロック300g・塩(ぬちまーす)・オリーブオイル
※2~3人分
<作り方>
・牛肉に塩を塗り込み、フライパンにオリーブオイルをひいて熱し
肉の両面に焼き色をつけて取り出します。
・粗熱が取れたらラップで2重巻き。更にアルミホイルを巻く。
・水を鍋に入れて沸騰させ、肉を入れて5分加熱。
火を止めて15分ほど放置すればできあがりです【写真】
※低糖質・低カロリーの一品です。
是非、お試しあれ!!

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<まとめ>
ダイエットでのローストビーフの3つの効果は、
1.低カロリーで摂取カロリーを抑えられる
2.腹持ちが良いので空腹を感じにくい
3.ダイエットの効果に悪影響の貧血を防ぐです。
高カロリーなソースは使用せずに
塩(ぬちまーす)やポン酢などで食べるとよい。
鉄分の吸収率を高めるビタミンCと相性がよいので
レモンをしぼって食べるとGOOD。
今日も最後までお読みいただき有難うございました^^
◎低カロリー・低脂質・高タンパクの優秀食材
お肉の中でも赤身肉は、特にダイエット向きの栄養バランスなんです。
引き締めて痩せる”ボディーメイクに必要なのはお肉です。