食欲の秋に入りましたが、様々な食材をバランスよく摂っていますか?
糖質制限ダイエットを心掛けていて便秘になったら
炭水化物と水分摂取の重要性を正しく理解して対処法を実行していただきたい。
基本こそ最重要ということです。
要点をまとめましたので参考にしてくださいね。
糖質制限ダイエットが便秘を招く:炭水化物を減らし過ぎない

炭水化物を減らし過ぎない
炭水化物は食物繊維と糖質に分類されます。
ですから、全体的に炭水化物を制限すれば糖質だけではなく、
食物繊維も制限されますので、お腹にとってはマイナス面のほうが大きくなります。
ご飯や麺類などの主食の炭水化物には、
ダイエットや便秘解消に有効な食物繊維や便を軟らかくする水分が含まれています。
炭水化物を摂る量を減らすと、食物繊維の量も減ってしまい便秘になります。
また糖質には腸内で発酵しやすく、腸の蠕動運動を促す働きもあるんですよ。
健康のためにも、最低でも1日130g以上の糖質を摂ることが好ましいのです。
ご飯でいえば、お茶碗半分のご飯(120g)で約3杯分に相当します。
痩せたい時こそ糖質(炭水化物)を摂るべき
極端な糖質制限ダイエットは、健康的な体を作るための栄養素の一つを抜くことになります。
このことは腸の劣化を招く要因になりかねないので注意が必要です。
糖質制限で食物繊維の摂取量を減少させてしまっては話になりません。
野菜だけで食物繊維を補うのは難しいので、
野菜と質の良い炭水化物をバランスよく食べれば、
心配するほどの食物繊維不足にはなりません。
(米や麦などの炭水化物に食物繊維は多く含まれます)
ダイエットで美しく健康的に痩せるには、
質の高い炭水化物を「適度」に摂ることがとても大事。
※炭水化物=食物繊維+糖質(米類、麺類、パン類などの主食全般に多く含まれます)

※炭水化物=食物繊維+糖質
(米類、麺類、パン類などの主食全般に多く含まれます)

糖質制限ダイエット中の2つの便秘予防法
食物繊維の摂取
便秘解消に不可欠なのが食物繊維。
様々な野菜・きのこ類・海藻類を食べると、
水溶性と不溶性の食物繊維をバランスよく摂ることが可能になる。
このことがお通じにつながるんです。
野菜を1日350g食べることが理想的とよくいいますよね。
なるべくでいいからこの数字に近づくよう心掛けましょう。
きのこ類・海藻類は低カロリーなので食事のカサ増しにも適している。
量を増やすことで満足感も得られます。
◎便秘の大きな原因のひとつに、食生活の乱れがあります。
中でも「野菜不足」の影響は深刻なんです。
日常の食事で野菜の摂取は圧倒的に足りないですよね。

野菜不足はビタミンやミネラルの摂取バランスに悪影響を及ぼす。
食物繊維も不足してしまいます。
<食物繊維が豊富な野菜>
ごぼう モロヘイヤ アボカド オクラ さつまいも にんじん
きのこ 里芋 ニラ 切り干し大根
また、シソやパセリも食物繊維豊富です。
<効果的な野菜の摂り方>
これらの野菜に含まれる食物繊維の効果を最大限に生かす秘訣は
①「よく噛んで、食物繊維をほぐす」こと
②「水溶性と不溶性の食物繊維をバランスよく摂取する」ことが大事です。
ベストバランスは、1:2

水分の摂取

水分不足が便秘の原因のひとつとは聞いたことがあるかと思います。
実際に便秘を引き起こします。
糖質制限ダイエットをすると、主食に含まれる水分量の摂取が減るので、
こまめに水分を補給しましょう。1日に2L以上摂取するのがベスト。
運動が習慣となっている人は、汗という形で水分が体外へ出てしまうので、
2Lよりも多く水分を摂ることが必要です。
一気に飲むのではなく、1日の中で「こまめに補給」がポイントです。

コーヒーのような利尿作用があるものは水としてカウントしません。

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<まとめ>
糖質制限ダイエット中は、食物繊維や水分が不足しがち。
どちらが不足しても便秘になりやすい。
食物繊維が多く含まれる食材を食べること、水分を充分摂ることが重要と理解できたら
実行あるのみです。
便秘の予防法は、至ってシンプル。決して難しいものではありません。
便秘の解消がダイエットにつながりますよ。
今日も最後までお読みいただき有難うございました^^
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これは大事なことで、炭水化物を減らし過ぎないことが大切です。