キノコ類は健康に良いと思っても案外摂れていないかと思います。
便秘解消・ダイエットを始めとして様々な健康効果。
今日は、えのきだけに焦点を充てて魅力的な効果や
ペーストにし、煮詰め、凍らせた「えのき氷」の作り方もご紹介します。
是非、日々の食生活に取り入れて役立ててくださいね。
便秘解消・ダイエットに効果的な「えのきだけ」

便秘解消、脂肪燃焼、コレステロール減少、血糖値改善、高血圧改善など、
健康効果に富んだ えのきだけ。
キノコ全般に「キノコキトサン」という成分が含まれていて、
余分な脂肪の吸収を防いでくれます。
キノコキトサンには整腸作用などの効果があるため、
便秘解消&余分な脂肪の排出=ダイエット効果があります。
実はキノコの中で一番キノコキトサンの含有量が多いのが えのきだけ なんです。
更に見逃せないのが、キノコキトサンの一部である、
「エノキタケリノール酸」という成分(えのき だけに含まれる)。
このエノキタケリノール酸には、内臓脂肪を減少させる効果があります。

特に「干しえのき」を食べるだけで運動をするのと同じ効果。
干しえのきを食べること=食べるジョギングというから嬉しい。
※干すことでビタミンD2がアップします
是非、えのきは天日で干して食べるようにしましょう。
(基本的には2時間以上干した後、フライパンで煎って保存)

便秘解消・ダイエットに効果的:簡単「えのき氷」の作り方

【材 料】えのきだけ 300g 水 400㏄
1.えのきの石づきを切り落とす。
2.ざく切りにして、ミキサーに えのき と水を入れる。
3.ミキサーで撹拌する。
4.大きめの鍋に入れる。煮立ったら弱火で3分煮る。
5.粗熱をとって製氷皿にいれて凍らせる。
6.濃縮タイプの「えのき氷」の完成です。
鍋利用でも吹きこぼれます。
強火で煮立ってきたら、必ず弱火にします。

煮詰めると書かれたレシピもありますが、
私は「殺菌」目的で3分煮ています。
(なめこの味噌汁を作る時でもキノコ類は、最低90秒は加熱した方が良い)
※製氷皿は一個のマス目が大きい方が使い勝手が良いですよ。
※1日1人1~2個を目安に摂ります。
調味料として美味しい「だし」になるので
みそ汁、スープ、鍋物、煮物、カレーなどに凍ったまま入れて調理。
※冷凍で約2ヶ月保存ができるので、まとめて作っておくと便利です。
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便秘解消・ダイエットに「刻み冷凍えのき」の作り方

えのき そのまま使うと本来の栄養の3割くらいしか摂れません。
細胞壁がとても硬いので栄養を充分に活かしきれないんです。
それならば刻めば良いということです(1㎝長さのみじん切り)。
刻んでジッパー付きの袋に入れて冷凍するのですが、
ダイエット成分を減らさないために凍らせる前に「袋の空気を抜く」ことが大事。
(袋の中に生じる結露に栄養が溶け出してしまう。
水を張ったボウルの中に えのき を入れた袋を浸し、
手元のジッパー方向に少しずつ空気を抜いてゆくと良い)
そして冷凍庫で凍らせる。
<注意点>
・料理に使う際、必ず2分以上加熱する(衛生面のため)
・高温(圧力なべ)&長時間の調理はNG(成分が壊れるから)
・お湯で茹でるのはNG。
(えのきに多く含まれる水溶性食物繊維が湯に流れ出てしまう)
刻み冷凍えのきの炊き込みご飯(使用例)
・米2合
・刻み冷凍えのき50g
・しょうゆ 小さじ1 ほどの割合で炊き込みます。

<ご参考>便秘解消に効果的な「玉ねぎ氷」の作り方

(白っぽいのが「玉ねぎ氷」、黒いのが「えのき氷」です)
「玉ねぎ」に優れた便秘解消効果
玉ねぎは食物繊維が豊富ですから、便秘解消効果が期待できます。
私たちの強い味方の食材ですね。
特に玉ねぎには「水溶性食物繊維」が豊富なので、
便を柔らかくして排便をスムーズにしてくれます。これは嬉しい^^
不溶性食物繊維は便のかさを増して、蠕動運動を活発にしてくれるのですが、
腸の働きが低下していると腸内に留まってしまうので、
かえって便秘を引き起こしたりもします。

便を押し出す力の弱い女性などは、
水溶性食物繊維をたくさん摂った方が便秘が解消しやすいんですよ。
それから玉ねぎのオリゴ糖含有量は、野菜の中でも群を抜いて豊富。
オリゴ糖は腸内の善玉菌を増殖させて、腸内環境を整えてくれますから、
便秘解消にとっても有効なんです。
玉ねぎ氷も
冷凍で約2ヶ月保存ができるので、まとめて作っておくと便利です。
「玉ねぎ氷」の作り方

1.玉ねぎ2~4個は皮をむき、外側は切り落として底の芯をくり抜く。
(ミキサーに入る量で良いですよ)
2.ポリ袋に入れて口を閉じずに耐熱皿にのせ、電子レンジ600ワットで20分加熱する。
3.ポリ袋にたまった汁ごとミキサーに入れる。
4.水150~200mlを加え、ピューレ状になるまでミキサーにかける。
5.よく冷ましてから製氷皿に流し入れ、ふたをかぶせて冷凍する。
6.凍ったら製氷皿から取り出して、ふたつきの保存袋で保存する。
製氷皿でできた玉ねぎ氷を2個使えば、1日に必要な50gを摂ることができます。
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<まとめ>
便秘解消・ダイエットに素晴らしい効果を発揮する「えのきだけ」。
料理にそのまま使っても栄養たっぷりですが、
天日で干してから食べるとその効果は倍増します。
更に「えのき氷」「刻み冷凍えのき」にすると重宝に使えて摂りやすい。
「玉ねぎ氷」もおすすめです。
是非、えのき氷を手作り健康食品として取り入れてくださいね。
今日も最後までお読みいただき有難うございました^^
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※レンジで20分加熱の方法もありますが、
吹きこぼれやすいので鍋をおすすめします。