体が冷えると水分や脂肪が溜まりやすくなり、血液やリンパ液の循環も低下。
老廃物を排出しにくくなるため、むくみやセルライトの元に。
体温が1度下がると基礎代謝が約12%低下するので代謝が悪くなり
太りやすく、そしてダイエットを成功できない原因になってしまうのです!
今日はダイエットに不利な冷え性の原因と改善対策のお話です。
目次
ダイエットに不利な冷え性の原因
主な原因は、水分不足、体の冷え、運動不足、自律神経の乱れなど。
・水分不足
身体から水分を排出していないのに、必要以上に水分を補給した場合に
体内に余分な水分が滞り、冷え症を引き起こします。
水は毎日1~2リットル以上補給することで、
体内に滞っている老廃物を排出させる効果があります。
・体の冷え
冷え性というと冬のイメージですが、冷房の効いた夏の冷え性も多い。
外の暑さで汗をかき、冷房が効いた室内で冷やされ、
汗が乾く時にも熱が奪われて冷え性の原因となってしまいます。
更に冷たい生ビールをガブ飲み、暑いからと浴槽に入らずシャワーで済ませる
というような夏の生活習慣も冷え性につながります。
・運動不足
筋肉は熱を作り出す重要な臓器。
女性や運動不足の人など、筋肉が少ない人は
筋肉運動で熱を作り出しにくくなってしまう。
・自律神経の乱れ
自律神経の働きが低下している時
自律神経は体温調節の指令を出しています。
ストレスや不規則な生活等で働きが低下して指令が送れなくなって冷え性に。
他にも皮膚にある寒さを感じる神経の働きが低下している時
血流が悪い時、
甲状腺機能低下症、貧血、膠原病、閉塞性動脈硬化症などの
「病気」も冷え性の原因となります。
ダイエットに不利な冷え性、痩せにくい理由
冷え性だと痩せにくいのは「基礎代謝」が大きく関わります。
冷え性の人は、体温が低いことで血液の循環、臓器の働きが悪くなる。
そして、食べた物をエネルギーとして使いにくいことに。
食べた物がエネルギーとして使えずに体内に蓄えられると、
「基礎代謝が低下」して痩せにくい体になってしまうのです。
体温1度の上昇で基礎代謝は12%アップします。
(女性の1日の平均基礎代謝量を1200kcalの場合、
体温が1度高くなると1日で約144kcalのエネルギーを消費できます)
冷え性が改善すれば基礎代謝が大きく上がり、
ダイエット効果は格段に上がる。
冷え性の改善がダイエット成功につながるんです。
こちらの記事も多く読まれています
ダイエットに不利な冷え性の改善対策
・温かい飲み物や食べ物を摂る
体温以上の物を飲んだり食べたりすることが冷えを防ぐことに。
飲み物は白湯(さゆ)がベストです。
ただし、意外かもしれませんが
朝コップ1杯の冷たい水を飲むことは冷えの対策になります。
胃の中に冷たい水が入ることで、体温が下がったというサインを出し、
体温を上げようとスイッチが入るからです。
<体を温める飲み物>
ココア(しょうがココアなら一層良い)、紅茶、ほうじ茶、甘酒、味噌汁
そしてホットトマトジュース(トマト自体は体を冷やす)。
<体を温める食べ物>
しょうが、ねぎ、ニラ、にんにく、根菜(にんじん、かぼちゃ、ごぼう、大根等)
それから、きんぴらごぼう、漬物、納豆、みそ、キムチ等の発酵食品も良い。
・入浴すること
シャワーだけで済ませずに、お湯につかることで全身の血行がよくなり、
新陳代謝を促進して体温を上げることになります。
シャワーだけ済ませると体を冷やし、血流を悪くする原因にもなります。
半身浴よりも全身浴の方が肩も温まって効果的。
(40度くらいのぬるめのお湯に10~20分程度つかると良い)
・運動をする
運動をしないで食事制限だけのダイエットだと
筋肉量が減少し冷えにつながります。
体温を作り出すのに必要な筋肉が働かなくなってしまうからです。
筋肉を動かすことで血流が良くなり体が温まると覚えておきましょう。
<まとめ>
体を温めればダイエット効果が上がるばかりか、
便秘や肩こりの改善も期待できます。
ダイエットに不利な冷え性の原因を知り
温かい飲み物や食べ物を摂るなどの改善対策で
ダイエット成功と美しい体をGETしてくださいね。
今日も最後までお読みいただき有難うございました^^
冷えの原因は、日々の飲み物や食べ物が大いに関係しています。
冷えたペットボトルの飲料をそのまま飲むこともあるかと思います。
また、冷蔵庫から出した物ばかり食べていると体は冷えます。