あと少しすると暑い季節に。冷たいものが美味しいですね。
でも便秘解消では、冷たいものは体が冷えて代謝が落ちて良くありません。
体が冷えると腸の働きも鈍くなってしまいます。
冷たいものはできるだけ控え、温かいものを摂ることが大事です。
食事では汁気が多くて温かいスープや、味噌汁等を食べるようにしましょう。
今日は、温かい白湯と温かい5つのメニューをご紹介します。
目次
便秘解消に冷えはNG!白湯(さゆ)のススメ
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特に起床時に白湯を飲むのがオススメ。
朝、起床したらすぐに白湯を飲む習慣をつけましょう。
(厳密にいうと起きた時の口の中は雑菌だらけですから
クチュクチュ口を水ですすいでから行ってね)
<白湯のメリット>
・睡眠中に失った水分の補給ができます。
・体を内側から温め代謝を上げる効果あり。
・腸を刺激して便通を良くするという嬉しい効果も。
<白湯のコツ>
沸騰させたお湯を飲める温度まで冷ますだけでOK。
ウォーターサーバーをお使いの方は
カップに1/3ほど湯を注いだのちに水で温度を下げると良い。

便秘解消に冷えはNG!ホットトマトジュース

暑い季節は冷たいものが美味しいですが、便秘解消には禁物。
ホットトマトジュースがベストで効果的です。
オリーブオイルを大匙1/2杯ほど入れるのがポイント。
※朝晩のホットトマトジュースで計大匙1杯のオリーブオイル・理想的な量
(トマトに含まれるリコピンは温める事で油に溶けだし、吸収力が上がるから)
レンジで1~1分30秒ほどチンします。いたって簡単^^

※温めることでリコピンはパワーアップし、その力を最大限に発揮。
ダイエットにももちろん良いですが、特に便秘に効果があります!
更に、コレステロールを下げる効果もあり。
朝晩2回飲むと良いトマトジュースですが
飲むベストのタイミングは「就寝前」!
就寝前に飲むとリコピンのダイエット能力を最大限に活かせます。
(もちろん、便秘にも良いですよ)

便秘解消に冷えはNG!なめこと豆腐の味噌汁

味噌汁自体に体の内側からキレイにしてくれる成分が
たくさん含まれています。
味噌の主原料はご存知・大豆ですよね。
大豆は畑のお肉と呼ばれるほど栄養価の高く、それを発酵させてできる味噌には
植物食品には少ないとされるビタミンB群が多量に含まれています。
ビタミンB群は、脂肪燃焼をサポートしてくれる栄養群です。
更に味噌には食物繊維や酵素がたっぷり含まれ、
腸をキレイに掃除してくれる作用があります。
老化防止や美肌効果も期待できますから嬉しいですよね。

※ダイエット中の空腹を紛らすのに味噌汁を飲むのも良いですよ。
適量の塩分を摂ることもできますし。
<なめこの栄養と効果・効能>
・腸内環境を改善し便通を促進する効果&免疫力向上(βグルカン)
・軟骨に保水性や弾力性を持たせる作用&肌を若く保つ(コンドロイチン)
・二日酔いによいです(ナイアシン)
・ストレス適応に大きな効果(パントテン酸)
・貧血予防に優れた効能(銅や鉄分)

便秘解消に冷えはNG!アスパラ入りトマトスープ

トマトスープでダイエット&免疫力UP!
<メイン材料>(2人分)鶏ささみ肉(2本)、アスパラガス、トマト水煮、
玉ねぎ、ケチャップ、コンソメ
<作り方>
・鶏ささみ肉はひと口大にカット。
・アスパラガスは斜め切ってあらかじめゆでておく。
・玉ねぎはスライス。
・鍋に鶏ささみ肉、トマト水煮、玉ねぎ、水、コンソメ
ケチャップ大さじ1杯強を入れて煮込みます。
・塩、コショウで味を調えてアスパラガスを入れて混ぜればできあがり。
※キャベツやニンジン・ジャガイモも入れればかさも増して栄養もアップ。

トマトには、水溶性の食物繊維であるペクチンが多く含まれています。
ペクチンには善玉菌を増やす働きがあり、腸の調子を整える作用が期待できます。
また、ペクチンは腸内の物質と結合し、便の容積を増やすことで
腸のぜん動運動を促進する効果もありるんですよ。

便秘解消に冷えはNG!玉ねぎの丸ごと軟らか煮

<メイン材料>玉ねぎ、ベーコン
<作り方>
・玉ねぎは皮をむいてヘタを取ります(丸ごとです)。
・時短のため、レンジで数分チン。
・鍋に多めの水をと固形コンソメを入れます。
・玉ねぎのお相手のベーコンも入れる。
・強火で煮立てたら弱火に落とし、煮ること数十分(落し蓋をして)。
・粗びき黒コショウをを入れ、少量の塩で味を調整して出来上がり。
(竹串をさしてスーッと入ればOK)
やや薄味に仕上げたこともあって
玉ねぎはとろとろになって素材の甘みが一段とよく解ります。
スープには玉ねぎとベーコンの旨みが出ていてとても美味しかったです♪

玉ねぎには、便秘解消に効果的な食物繊維の他、
フラクトオリゴ糖が多く含まれています

便秘解消に冷えはNG!キャベツのスープ

とろける軟らかさのキャベツのスープ
<材 料>キャベツ・塩・顆粒出し・ウィンナーはなくても良い。
・キャベツはざっくりと切ります。
・ウィンナーは、そのまま使用。
・鍋に多めのお湯を用意してこの両者を入れます。
・キャベツが軟らかくなるまで煮込みます。
・味付けは塩・塩・顆粒出しにて。

<まとめ>
暑い夏はどうしても冷たいものに手を出しがちですが
便秘解消のために意識して体が温まる食べもの・飲みものを
摂るようにしましょう。
今日は定番の白湯から体が温まる5つのメニューをご紹介しました。
腸を温めながらの水分補給が一番です。
是非参考にしていただいて便秘解消を図ってくださいね。
今日も最後までお読みいただき有難うございました^^

管理栄養士監修 野菜を楽しむスープ食

この習慣のメリットは、体に溜まった老廃物を排出しやすくなること。
白湯を飲むだけですから簡単ですよね。