長期間にわたるコロナで多くの方が大きなストレスを受けています。
ストレスによって便秘になった方も多いのではないでしょうか。
「ストレス」が主な原因となるものに痙攣(けいれん)性便秘があります。
今日は、ストレスが原因で起こる痙攣(けいれん)性便秘の改善法を
ご紹介したいと思います。
目次
ストレスが原因で起こる痙攣(けいれん)性便秘

ストレスから起こる痙攣性便秘とは
便秘の種類の「弛緩(しかん)性便秘」と「痙攣性便秘」を
聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
・弛緩性便秘・・・デスクワークの人、運動不足の人、
高齢の人などに多い。
・痙攣性便秘・・・仕事場、家庭などでストレスを抱えている人に多い。
痙攣性便秘
下記の項目に該当することが多い場合に可能性があります。
・便秘と下痢を繰り返す
・下腹部が痛くなる
・緊張するとお腹が痛くなる
・場所が変わると便秘になる
・便意を感じても少ししか便がでない、残便感がある
腸が疲労してしまうと、3つの問題が起こってきます。
① 消化吸収する力が低下
② 便を動かす力が低下
③ 水分を吸収する力が低下
<腸が疲労する原因>
・ストレス ・睡眠不足 ・野菜不足 ・運動不足 ・食べ過ぎ
・食後に下っ腹が出る(胃下垂) ・外食が多い
・甘いものをよく食べる ・お酒をよく飲む ・過労

ストレスが原因で起こる痙攣性便秘の3つの改善法

①野菜より海藻を食べるようにする
海藻はミネラルが豊富です。
全般的な特徴としては糖質が主成分で、脂質が少なく、
ヨウ素をはじめカルシウム・カリウム等のミネラル、
そして食物繊維がとっても豊富。
(水溶性の食物繊維を増やし、不溶性の食物繊維を減らす)
②寝る前にホットミルクを飲む
<ホットミルク、レンジでの作り方>
・牛乳200mlをマグカップに注いで、ラップをして温める。
【500W】1分50秒 【600W】1分20秒ほど。
<ホットミルク、鍋での作り方>
・弱火でよくかき混ぜながら温める。 最も美味しいのは60℃。
③お腹を温める

白湯(さゆ)、具だくさんスープ 、ホットココアや
ホットトマトジュースも良いですね。
ストレスが原因になっている便秘には、便秘薬や食物繊維といった
一般的な便秘対策では解決しにくい。
では、どうすれば良いのか。
・ストレス便秘に心当たりがある人は、夜寝る前はゆっくり過ごす時間を作る。
(スマホを手放さないなんていうのはダメ)
・少し照明を落として、好きな音楽を聴いたり、ぼーっとしたりすることも大事。
昼間の興奮状態から夜の休息時間への移行が重要。
移行がうまくゆくと腸が少しずつ本来の健康な動きを取り戻してきます。
腸と心は密接につながっているのです。

②の寝る前にホットミルクを飲むは、③のお腹を温めることでもあります。

こちらの記事も多く読まれています
ストレスが原因で起こる痙攣性便秘を運動で解消

運動不足になると腸の動きが低下します。
外出できる状況にあれば週3回、30分の速足ウオーキングができれば理想的。
それが無理なら軽めのウオーキングでも良いです。
外に出るのが億劫な方は、室内でのストレッチも良いですし、
ラジオ体操をやるのも効果的。
運動を心掛けて新陳代謝をよくしましょう。
(お風呂上りにストレッチ
お風呂上がりの体が温まっている時にストレッチを行うと
基礎代謝を上げるのに効果があります。
10分程度行うだけでも血行促進や基礎代謝がアップ!)

慣れるまでは動画など観ながら行うと良いですね。
ヨガを行うとストレスは発散、運動不足も解消するのでおすすめ。

いつでも、どこでも、よりソエル。オンラインヨガ ソエル

<まとめ>
ストレスは様々な弊害をもたらします。
ストレスが大きな原因で起こるのが痙攣性便秘。
改善法をまとめると、
①野菜より海藻を食べるようにする
②寝る前にホットミルクを飲む
③お腹を温める です。
また、運動でストレスの発散もおすすめです。
季節は秋、ヨガなどの運動を心掛けてはいかがでしょうか。
今日も最後までお読みいただき有難うございました^^

いつでも、どこでも、よりソエル。オンラインヨガ ソエル

食事のバランスには注意しているのに便が出ない。
強くいきまないと便が出なくてつらい・・・
そういった場合はストレスを考えましょう。