便秘の人はヌルヌルした水溶性食物繊維を含む食材、
ひじき、海苔、ワカメ、もずく、めかぶ、大麦などを摂ると良い。
そして、加治ひとみさん大注目なのが「発酵性食物繊維」というもの。
発酵性食物繊維は、腸内細菌のエサになって発酵して、
身体に良い働きをしてくれます。
具体的に加治さんおすすめは「キウイフルーツ」と「ワカメ」。
今日は、発酵性食物繊維が豊富なこの二つの食材のお話です。
便秘解消に効果的な発酵性食物繊維が豊富な「キウイ」

腸内環境の乱れを整える果物・キウイ
キウイに豊富に含まれる栄養素は、ビタミンC、食物繊維を始めとして
カリウム、葉酸、ビタミンE、アクチニジン、ポリフェノール、有機酸などがあります。
特に注目すべきはやはり「食物繊維」ですね。
食物繊維には水に溶ける水溶性食物繊維と溶けない不溶性食物繊維があります。
便秘の改善に有効なのは
水溶性食物繊維の一種、ポリデキストロースであることが解っています。
その水溶性食物繊維と不溶性食物繊維での腸内環境の改善には
1:2のバランスで摂るのがベスト。
ゴールドキウイには水溶性・不溶性・両方の食物繊維が理想の比率で含まれる
というから嬉しいし見逃せない。
(一般的なグリーンキウイの食物繊維は、水溶性1:不溶性4の割合)

<食べるタイミング>

便秘改善に効果を求めるなら食べるタイミングは「夜」です。
夜は腸の働きが活発になるからです。
夜にキウイを食べることで含まれる食物繊維の便秘改善パワーが
充分に発揮される訳ですね。
※乳酸菌と一緒に摂る方が相乗効果で、一層よく腸に届く。
ヨーグルト・・・
便秘にヨーグルト「夕食後」に食べるのがベスト。
摂取量のおすすめは、100グラム程度を毎日欠かさず食べること。
夜が良い理由
・腸がよく働く夜に食べるとより効果的です
・自律神経のバランスを整います
・腸の血流が良くなり腸の働きが活発になる
食物繊維をある程度摂っているのに便秘改善がもうひとつという方は、
「朝」食べるのもまたおすすめなのでトライすべきです。

食べる量は、1個~2個が適量。
1日2個のグリーンキウイで排便回数が増えたという例もたくさんあります。
【効能・効果】
・むくみ予防
・便秘解消
・代謝アップ
・コレステロール値を下げる

便秘解消に効果的な発酵性食物繊維が豊富な「ワカメ」

ワカメなどに含まれる水溶性食物繊維の効果
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維は消化酵素では消化できない成分です。
体の中ではそれぞれ違う働きをするのですが、
水溶性食物繊維は、水に溶けて体内でゲル状になるのが大きな特徴。
小腸で栄養素が吸収される速度を遅らせ、急激な血糖値の上昇を抑える作用や、
コレステロールの吸収を抑えるなどの作用、また大腸内の善玉菌のエサにもなります。
腸内環境を整えてくれる。

ワカメなどに含まれる水溶性食物繊維は、整腸作用効果が期待できるのです。
知っているようで案外知らないワカメの効果、列挙してみました。
<便秘解消以外の効果>
・カゼ予防・肌と髪の美容・口角炎、口唇炎を防ぐ
・甲状腺異常を防ぐ・高血圧を防ぐ
・骨軟化症、骨粗鬆症を防ぐ
・自律神経失調症を防ぐ・体の生理機能を正常にする
・動脈硬化を防ぐ・貧血に効く など。
ワカメと麩(ふ)のさっぱり酢の物


毎日食べるという訳にもゆきませんが、
ダイエット・便秘の強い味方の一品です。ヘルシーですからね。
<材 料>乾燥ワカメ・麩・きゅうり・味付けイカ
そして在庫のミョウガ・青じそ。
味付けは酢・塩&醤油&砂糖少々。これで和えるだけで完成です。
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<まとめ>
腸活女王・加治ひとみさんが今おすすめするベスト食材の
「キウイ」と「ワカメ」を紹介しました。
水溶性食物繊維、発酵性食物繊維が便秘解消の大きなポイント。
キウイ・ワカメはお値段も安く入手が容易。
こんなにいい食材が身近にあるのですから
大いに、そして賢く活用しましょう。
今日も最後までお読みいただき有難うございました^^
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腸内環境の事を考えると、グリーンキウイの方がおすすめです。