甘酒が人気となって、その原料の糀もブームになっています。
便秘や美容・ダイエットに良いと聞いたことがあるかと思います。
そして、その麹を使った「こうじ水」が話題になり、
テレビや雑誌で取り上げられたこともあって愛飲者も多いです。
反面、「こうじ水って何?」とご存じでない方もいらっしゃいますよね。
今日は、そんなあなたに「こうじ水」の簡単な作り方や効果をご紹介します。
便秘解消や美容に!話題の「こうじ水」の作り方


糀(こうじ)と水があれば簡単に作れます。
【写真】のお皿に乗っている白い塊が「糀(こうじ)」です。
・分量は、水500ccに対して糀100g
冷水ポットが1㍑なら糀は200g使う計算です。
・100均で売っている不織布(三角コーナーなどに使う物)を使うと便利。
(私が買ったものは40枚も入っていました)
容器も100均でいろいろ売っていますよ。
・不織布の袋入りの糀を冷水ポットを入れて水を注ぎます。
・冷蔵庫で8時間以上、約一晩寝かせます(必ず冷蔵庫で保管を!)
これでできあがりです(うっすらと白濁します)♪簡単でしょ^^
※こうじは2回や3回、繰り返し使えますよ。
雑菌の問題があるので私は使っても3回までにしています。
飲むタイミングや飲み方


朝起きてすぐに飲むのが効果的ですよ。。
糀には溜まった老廃物を外に出す働きがあります(排泄を促す作用)。
※<注意点>
できあがった「こうじ水」は、できるだけその日に
飲むようにしましょう。
長くても2日ほどで飲み切る方が良い(雑菌の関係で)
1日に500ccは飲みたいところ。
私はインスタントコーヒーを入れたりもしています。
こちらの記事も多く読まれています
「こうじ水」の5つのメリット(効果)

1 便秘解消効果
糀には「オリゴ糖」が含まれますが、腸内に届くと、
善玉菌に吸収され腸内で活発に活動・繁殖。
善玉菌には腸内環境を整えて排泄を促す嬉しい作用がある。
2.肥満防止(ダイエット)効果
こうじ水に含まれるビタミンB群(ビタミンB1やB6、B12など)は
代謝促進効果がある。
糖質や脂質の分解を助けるので、ダイエット効果が期待できる訳ですね。
3 血圧を下げる効果
ビタミンB群やミネラルには血圧を下げる効果があります。
ビタミンB群は不足しがちなので意識して摂ることが必要ですが
こうじ水で手軽に補給できます。

4 美肌効果
糀には美肌成分のコウジ酸が含まれています。
コウジ酸はシミの原因となるメラニンの活性化を予防、
そしてシミやソバカスの発生を防いでくれる。
天然保湿成分であるアミノ酸も豊富に含まれています。
薄めて化粧水にすると良い。
こうじ水を肌に塗ることで肌の潤いが増加。
すべすべ肌になりますよ。
※パッチテストをすること!
かゆみが出たり赤くなったりしたら使用を中止してね。
5 疲労回復効果
糀はビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6などのビタミンB群が豊富。
ビタミンB1には炭水化物をエネルギーに変えて疲労回復果がある。
糀(こうじ)の酵素の働きについて


糀(麹)とは、蒸したお米や麦に生えるこうじ菌というカビの一種。
カビといってもこうじ菌は「人間に役立つ、食べられるカビ」です。
こうじで大事なのは含まれる酵素の働きです。
炭水化物をブドウ糖に分解する働きのアミラーゼ、
たんぱく質をアミノ酸に分解するプロテアーゼという栄養素、
脂肪を脂肪酸に分解するというリパーゼなどの30種類以上の酵素を含みます。
こうじの酵素によって作られるオリゴ糖は、腸内の善玉菌のエサとなって、
善玉菌を増やして腸内環境を改善してくれるんですよ。
腸内環境がよくなり、便秘解消の期待が持てます。

加齢とともに体全体の酵素量が減ってきますが、
こうした際にに消化酵素を豊富に含んだ「こうじ水」を毎日摂ると
便秘に良いなど様々な効果が得られます。
<まとめ>
・「こうじ水」は、糀と水だけで簡単に作れます
・糀を入れるのに台所の三角コーナーに使う不織布が便利
・浸す時間は、冷蔵庫で8時間以上
・便秘にはもちろん、美容、ダイエットにも良い
できあがった「こうじ水」は雑菌のことがあるので
できるだけその日のうちに飲み切るようにしましょう。
いいことずくめの「こうじ水」、是非作ってみてくださいね。
今日も最後までお読みいただき有難うございました^^
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1回目はすごく甘いですが、2回目・3回目は薄味になるので
かえって薄めの方がさっぱりで飲みやすいかなと思います。
薄くても効果にあまり差はないのでご安心を。