私も含めてダイエットがなかなかうまくゆかない方へ。
工藤孝文先生推奨のダイエットカレンダーをご紹介します。
1日1回体重を量り、専用のカレンダーに毎日、結果を書き込むというもの。
食事療法・運動療法に次ぐ第三の「行動療法」です。
私も今まさにスタートするところ。
もちろん結果には期待しています。
あなたも取り組みませんか!?
目次
工藤孝文先生のダイエットカレンダー:「やせグセ」が大事

25キロ痩せたダイエット専門医師・工藤孝文先生が教える
「最高のやせグセ」のやり方を解りやすくまとめてみました。
「1日1回体重を量り、専用のカレンダーに毎日、結果を書き込んで、
折れ線グラフにするダイエットです。」
グラフの線をつなぐと成果が目に見えて解ります。
この方法のメリットは「やせグセ」が手に入り、リバウンドしないこと。
自己分析って何やら大変そうですが、ここで役立つのが「ダイエットカレンダー」。
体重だけでなく、その日食べたものも書くので、簡単に食生活を振り返ることができ、
自分で分析できるようになるという訳です。
※このダイエット法は、日本肥満学会が肥満治療で推奨の「行動療法」です。
ダイエットの方法=食事療法・運動療法・行動療法
行動療法での効果は工藤先生も実感している。
「行動を見直して自己分析するやせ習慣が身についていると、
10Kgくらいあっという間に落ちますよ」とおっしゃっている。
ダイエットカレンダーをつける前に理解すべきこと

工藤先生が断言しているのは、
「体重が増える原因は、たったひとつ。それは食べすぎです。
必要以上のエネルギーをとってしまうために人間は太るのです。」ということ。
自分が太っている原因を、運動不足や太りやすい体質のせいだと
勘違いしている人が多くいるともおっしゃっています。
運動は筋肉を増強や代謝アップには有効、
でもカロリー消費の効率は悪く、やせる効果はない。

やせやすい体質の人はいても、太りやすい体質の人は存在しないとのこと。
「食べすぎるから太る」と肝に銘じましょう。
食べすぎの原因は「ニセの食欲」による
身体が必要とする本来の食欲で食べるなら、食べすぎは起こらないのですが、
ストレスや不規則な生活習慣で脳内ホルモンの分泌が乱れると「ニセの食欲」が生まれる。
そして食べすぎてしまいます。
ニセの食欲を引き起こす脳内ホルモン⇒
特に注意すべきなのが、セロトニンの不足と過剰なドーパミン。
(イライラしたときに甘いものを欲するのは、セロトニン不足が原因)
脳内ホルモンの乱れによる食べすぎを防ぐには、ダイエットカレンダーを見直して
自分の食べ方のクセに気づくことが大事であり先決。
食べ方のクセ=無意識に習慣化している食行動
仕事が始まる前日の日曜はたくさん間食してしまうとか、
食後に必ずデザートを食べるクセがあるなど。

カレンダーの記録を見直して自己分析すると、自分のクセを把握できる。

ダイエットカレンダーやり方の3つのポイント

1.体重を線でつなげるだけでもOKです
まずは食事内容などはつけずに、体重の折れ線グラフをつけるだけでもOK。
これだけでも“やせホルモン”が分泌され、体重が自然と減少してゆきます。
2.食べたいものを我慢せず食べること
ダイエットでは我慢や制限は禁物です。大切なのは食べたいものは食べること。
幸福ホルモンのセロトニンが増えてダイエットが長続きしやすくなる。
3.「太りやすい体質」というのはない
太るのは体質ではなく、毎日の食行動が原因です。
カレンダーをつけることで自然と自分のクセを発見できます。
ダイエットカレンダーの記入のやり方

①体重を測って線でつなげる
初日の体重の小数点以下を四捨五入した数値を「スタート体重」欄に記入する。
そしてスタート体重にプラス1kg、プラス2kg、マイナス1kg、マイナス2kgした数値を
それぞれの欄に記入。
翌日から起床時に体重を測って、前日の体重と当日の体重を線でつないで折れ線グラフにする。
②3食+間食を記入
朝食、昼食、夕食、間食の内容を具体的に記入。
お酒類は間食欄に書いても良い。
毎日書くことで、自分の食生活を客観的に把握できる。
好きなものを自由に食べて記録しましょう。
③その日の出来事を書く
「孫が遊びにきた」、「病院に行った」、「ウォーキングした」など。
血圧や歩数なども書くと更に良い。
④7日おきにカレンダーを見直す
自分で曜日を決めて、折れ線グラフと食事内容、出来事の記録を見直す。
「思っている以上に食べた」とか気づきにくい食行動が解ります。
その改善こそダイエット成功の最も近道です。

その改善こそダイエット成功の最も近道です。

ダイエットカレンダーの見直し方法
1.体重が増えた日の前日の食事内容をチェック
朝体重を量って体重が増えていたら前日の行動に原因あり。
食事内容をチェック。
ほかの日と比べてご飯をおかわりた、間食が多かったなど
「食べすぎ」を認識して改善する。
2.ほかの日の食事内容と見比べる
「夕食後の甘いデザート」など、同じものを食べた翌日に決まって体重が増えるなど
共通したものがないかを確認する。
3.「出来事」との関係をチェックする
体重が増えた日の前日の出来事欄を見る。
「お稽古事」でいつもよりおやつを食べていたなどチェック。
カレンダーに記録し損ねないようにする。
ダイエットカレンダーやり方:その他

◎食べたいだけ食べて良いとは
満腹になるまでではなく、空腹感が消えるまでです。
空腹感を感じたら食べる、そして空腹感が消えたら食べるのをやめるということ。
この実行でリバウンドしづらくなります。

空腹感が消えたら身体に必要なエネルギーは摂取できているということ。
それ以上は不必要なエネルギーだと認識しましょう。
◎甘いものを食べたくなったら
我慢しないことが大切。
おすすめなのがチロルチョコなどの個包装のお菓子。
板チョコのように包装が大きいお菓子は、食べすぎを招きやすいため避けるべき。
◎体重を量るタイミング
体重は1日1回起床後、1日のうちでいちばん体重が軽くなる
トイレをすませたあとがおすすめ。
朝、量るのを忘れたら気づいたときに量ればOK。
食後は体重が増えるので空腹を感じたときに量りましょう。
◎食べすぎても自分を責めない
ニセの食欲で食べすぎは必ず起こるものです。
自分を責めないことが大切。
反省して今度は運動や趣味など食事以外のストレス発散をして
過食しないよう心掛ける。
◎栄養バランスは無視して良い
健康的にやせようとして、栄養のある食べ物を意識して食べることも
あるかと思います。結局、食べすぎにつながったりするのですが。
やせることは飢餓になるリスクを生む行為、健康的にやせるのは無理というもの。
栄養バランスは無視してOKなんです。
◎どれぐらい続ければいいのだろう
まずはカレンダーが埋まるまで続けて。
自分の傾向がわかったらそれで終了。
不十分なら、カレンダーをもう1枚分続ける。
<記事、図引用・転載元:週刊女性PRIME>

糖質制限プログラム「NOSH – ナッシュ」公式サイト

<まとめ>
ダイエットカレンダーを使ったダイエットのやり方等をご紹介しました。
カレンダーのゴールは、一時的な減量でなくリバウンドしない身体を手に入れること。
(長い目で見れば多少のリバウンドは必ず起こります)
日々の体重が一直線に下がることはなく、上がったり下がったりを繰り返します。
(カレンダーのグラフはギザギザになります)
きれいに右肩下がりにならなくても中期的に見れば必ずやせられます。
今日も最後までお読みいただき有難うございました^^
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