日本人には欠かせない栄養豊富な調味料・お味噌。
残り物の茄子を利用して油揚げとの味噌汁を作りました。
今日は発酵食品の味噌、そして具として使った油揚げの
栄養やダイエット効果などについて取り上げてみました。
目次
発酵食品「味噌」のダイエット効果等

味噌の栄養と効果・効能について
味噌は体にいいことで知られる発酵食品の一つですね。
味噌のダイエット効果
味噌にダイエット効果があるというと意外かもしれませんが、
よく食べると太りにくくなります。
味噌はダイエットサポートによい優秀食材なんです。
含まれる栄養素:
大豆ペプチド・・・脂肪燃焼に欠かせない筋肉を作ります。
大豆レシチン・・・体についた脂肪を分解します。
大豆サポニン・・・脂質の吸収を抑える効果
ビタミンB群、ロイシン、イソロイシン・・・体脂肪を燃やす働き
メラノイジン・・・血糖値の上昇を緩やかにして、脂肪を溜めない作用
高血圧予防効果
味噌を食べると血圧に影響するかもと控える方も多いかと思います。
でも味噌は血圧をあげるどころか、正常にしてくれるんです。
1日2杯以上味噌汁を飲むとよいという研究結果も。
含まれる栄養素:ペプチド、メラノイジン、カリウム、マグネシウム、カルシウム
スムージーより低糖質、プロテインより低カロリー
動脈硬化予防効果
若い方は動脈硬化っていってもあまりピンとこないかもしれませんが、
怖い心筋梗塞や脳梗塞の原因になるんですよ。
味噌の栄養自体に動脈硬化を防ぐ効果があります。
また、動脈硬化を予防するには食事・生活リズム・運動なども大切。
これって案外難かしいことですけどね。
含まれる栄養素:リノール酸、大豆サポニン、大豆レシチン、ビタミンE
味噌の美肌効果
我が母校の東京農業大学の小泉武夫・元教授らの研究によると
味噌には老化を遅らせる効果があることが分かっているんです。
いつまでも若々しい肌でいたいなら味噌を摂るべし!
含まれる栄養素:大豆イソフラボン、リノール酸、ビタミンE、メラノイジン
麹菌、乳酸菌、食物繊維

このほかにも、脂肪酸エチル・大豆イソフラボン・大豆サポニン・メラノイジンなどは
「免疫力アップ」に役立ちます。

油揚げの栄養と効果・効能について

豆腐から作られる油揚げは大豆由来の加工食品です。
その油揚げの栄養と効果・効能をまとめると以下の通り。
・大豆イソフラボン:骨粗鬆症、更年期障害予防
・サポニン:血中コレステロールや中性脂肪を抑えてくれます
・ビタミンE:血行促進で冷え性の解消に効果
・大豆レシチン:血管の若返り、血行促進効果
・大豆タンパク質:体組織を作ったり血液をサラサラに
油揚げは太るの?痩せるの?
油揚げは高カロリー(100gあたり約390kcal)なので太るのではと心配になりますよね。
でも、油揚げは太りやすい食べ物ではありません。
カロリーについていえば、油抜きをすることで大幅にカロリーカットできます。
油揚げが太らないという大きな要因は「糖質」がとても低いこと、
「食物繊維」が多く含まれているということになります。
(1枚あたりの糖質量は、わずか0.4g)
もともと大豆製品は糖質が低い傾向にあります。その中でも油揚げは特に糖質が低い。

糖質制限ダイエットでOKな食材になる訳です。
また、大豆食品は基本的に低GI値なのでダイエットに向いています。

油揚げと茄子・長ねぎの簡単味噌汁

残っていた茄子を活かしての一品です。
・油揚げは短冊に切って熱湯で油抜きします。
・長ねぎは斜め切り。
・茄子は1㎝幅ほどの半月状に切って油で炒めます。
・三つの材料を茹で煮てゆき、火が通ったら味噌、顆粒出しで味付け。
作り方は至って簡単です^^
さっぱりした中にもコクを感じてとても美味しかったです♪
スムージーより低糖質、プロテインより低カロリー
<まとめ>
発酵食品「味噌」には、
ダイエット、高血圧予防、動脈硬化予防
そして美肌効果などがあります。
油揚げには、
血中コレステロールや中性脂肪を抑える効果があり
糖質がとても低く、食物繊維が多く含まれているので
太りにくい食材といえます。
今日も最後までお読みいただき有難うございました^^

スムージーより低糖質、プロテインより低カロリー

味噌は摂り過ぎれば塩分過多で血圧は上がりますが、
適量を使うぶんにはむしろ血圧を下げる効果があるのでご安心を!