「おにぎりダイエット」という減量法ご存知ですか?
文字通り、おにぎりを活用するダイエット方法です。
ダイエット中でもご飯を食べたいという人におすすめ。
余分なおかず・間食を食べないので、ひとつの糖質制限でもあります。
今日は、おにぎりダイエットのやり方や、注意点についてご紹介します。
目次
「おにぎりダイエット」で痩せる糖質制限って?
おにぎりダイエットは、ご飯と野菜というシンプルな組み合わせ。
普段摂り過ぎている糖質、脂質をカットできるというメリットがあります。
これが痩せることにつながるのです。
どんな人に向いているかというと、いわゆる「ぽっちゃりさん」。
ご飯が進む濃い味のおかずを好み、揚げ物が好きな人、
そして間食が大好きな人。こうした人には効果が出やすいですよ。
おにぎり一個(100g)は、約180kcalと意外に低カロリー。
脂質もほぼなく、消化吸収が遅いので「腹持ちがいい」というのは
ダイエットでとても都合が良い。
糖質制限的おにぎりダイエットの効果
1.大きな満足感が得られる
主食をしっかり食べることになるので、大きな満足感が得られます。
何とも嬉しいメリット!
ご飯の量を極端に減らすとか、おかずしか食べないということではないので
一般的な糖質制限ダイエットとは少し異なります。
ご飯は消化吸収に時間がかかります。
腹持ちがいいので間食を減らすのに有効です。
2.腸内環境が整う
よく、炊きたてのご飯よりも冷たいご飯が良いといいますが、
冷たいご飯にはレジスタントスターチと呼ばれるデンプンが
多く含まれているからです。
レジスタントスターチの特徴は、
小腸で消化吸収されずに大腸まで届くということ。
腸の働きに貢献する善玉菌の一種のビフィズス菌の増殖を促し、
更に、大腸内で発酵する有害物質を抑えるので腸内環境を整えます。
糖質制限的おにぎりダイエットやり方・基本ルール
・1日2合程度のおにぎりを食べます。
1個あたり100gのおにぎりを一日に4~6個食べるのが目安
一例ですが、朝:1~2個、昼:2~3個、夕:0~1個くらいを目安に。
・おにぎりの具は梅、おかか、昆布などを基本とします。
ツナマヨなどマヨネーズ系は高カロリーなので避ける。
・おかず、味噌汁、サラダなどで野菜を摂る。
ドレッシングを使う場合ははノンオイルで。
肉や魚は食べません。
・お菓子などの間食、甘い飲み物、飲酒も我慢する。
果物も控えたいところです。
・どうしてもお腹がすいた時のおやつは、おにぎりや野菜にする。
・期間は、1~3週間程度の短期で行って様子を見る。
このようにやり方は至ってシンプル。
何か特別な道具を必要とする訳でもないし、運動も強いない。
食べる量も解りやすいので気軽に始めやすいですね。
おにぎりですから昼食用として持ち運びも簡単。
朝時間に余裕があればご飯を炊いておいて一個80g~100gのおにぎりを
作ってしまうと重宝。(一日に食べるおにぎりを作り置き)
※コンビニでもおにぎりダイエットはできます!
野菜を使った副菜や汁物を合わせて選び、栄養バランスを整えましょう。
おにぎりダイエット、これだけは気を付けよう(注意点)
・食べる量を厳守すること
何といっても守りたいのは摂取量です。
どんなにダイエットに良いものでも食べ過ぎたら逆に太ります。
消費されない糖質が中性脂肪として身体に蓄えられてしまうから。
おにぎりは、1個あたりが100g前後で。
・おにぎり単品で済ますのはNG
おにぎりだけを食べると栄養が炭水化物に偏りがち。
これではタンパク質・ビタミンの不足になってしまいます。
野菜を使った副菜や汁物を組み合わせることが重要になってきます。
栄養バランスが整うだけでなく、満足感にも関係してくるので心掛けてね。
・適度な運動をするのがベター
運動も強いないと書きましたが、
いつの時代もどんな時でもダイエット成功の両輪は「食事と運動」です。
運動は確かに面倒だし疲れるからイヤというのが本音かもしれません。
でもダイエットで成功したいなら、どこかで重い腰を上げて
運動を取り入れる必要があります。
ウォーキング・ストレッチ・スクワットやヨガ、
運動を習慣化するには「自分がやってみたいもの」を基準として選ぶことが大事。
隙間時間を活用して、最初は何でも良いです。
続けられそうなものを選びましょう。
(室内で行うものなら動画を利用すると続けやすいですよ
<まとめ>
ご飯が嫌いでなければ「おにぎりダイエット」は、
かなり取り組みやすい方法と思います。
料理が苦手、時間がないという方の場合、コンビニで買うのもOK。
これってやりやすいですよね。
ただし、簡単といってもおにぎり単品で食事を済ますのはいけません。
副菜・味噌汁も併せて摂るようにしましょう。
ルールを守れば健康的なダイエットになりますよ。
今日も最後までお読みいただき有難うございました^^
糖質を無理なく制限! 管理栄養士監修「食宅便 低糖質セレクト」
パスタやパンと比べて血糖値が上がりにくいので、
脂肪が増える原因となるインシュリンの分泌を抑えることができるから嬉しいですね。