食欲の秋、美味しい物のひとつが焼きいも(さつまいも)。
ダイエットに不向きと敬遠していませんか。
でも、食べ方次第で大きく変化するんですよ。
さつまいもに痩せる要素が多分にあると知ったら嬉しいですよね。
今日は、さつまいものダイエット向きの食べ方を中心にお話します。
是非、楽しんで美味しく食べてくださいね。
目次
ダイエット、「さつまいも」で痩せる/皮ごと食べるべき

痩せる栄養素の食物繊維、クロロゲン酸は皮や皮の周辺に
多く含まれています。
ですから、さつまいもは皮ごと食べるべきです。
また、むくみ予防に良いカリウムも豊富に含まれています。
※食物繊維
不溶性食物繊維:便のカサを増して排便をスムーズにする。
水溶性食物繊維:食後の血糖値の上昇を抑える。
※クロロゲン酸
クロロゲン酸は、ポリフェノールの一種で
糖の吸収を穏やかにしたり、脂肪の蓄積を抑制する。

ダイエット、「さつまいも」で痩せる/冷やして食べるべき

さつまいもがダイエットに良くないと言われるのは、
糖質の一種であるでんぷんが血糖値を急激に上げるからです。
でも、加熱後に冷やすことで糖質でありながら食物繊維と同じ働きをする
「レジスタントスターチ」が増加します。

焼きいもは、
冷蔵庫で冷やしたあとに食べることでベストのダイエット食になる!
※注目は「レジスタントスターチ」!
レジスタントスターチは、
腸内細菌を活発にして便秘改善の効果も期待できる成分。
食べ方と食べる量の目安
おやつ時に100g程度を目安に食べると良い。
おやつとして適量を食べることで夕食のドカ食いを防ぐことができます。

ダイエット、「さつまいも」で痩せる/豆乳と一緒に食べるべき

さつまいもは栄養たっぷりですが、不足するのが「たんぱく質」。
意識して摂ることが大事で、おすすめしたいのが「豆乳」。
豆乳は良質なたんぱく質を豊富に含みます。
豆乳は植物性たんぱく質のほか、腸内環境を整えるオリゴ糖も豊富。
脂質が少なく低カロリーなのも嬉しい。
大豆サポニンには抗酸化作用があり、
大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きを持つ。

それから、さつまいもはヨーグルトなどの発酵食品と一緒に摂ると
腸内環境の改善を図れますよ。

いも類全般は「便秘解消」の強い味方

さつまいもというと、昔から便秘に効く食べ物として有名ですが、
実はさつまいもだけでなく、いも類は全般・食物繊維が豊富に含まれていて、
便秘解消・予防に良いのです。
いも類に含まれる食物繊維は主に「不溶性食物繊維」で、
消化されずに腸に届いて便量を増し、腸を刺激して蠕動運動を活発にしてくれます。
また、さつまいもを食べる時によくわかるあの繊維のスジが、
腸を刺激したり、老廃物などの有害物質を絡め取って、便と共に排出してくれます。

食物繊維の豊富さは、いも類の中でもさつまいもが断トツです。
さつまいもと同様にビタミンCが豊富なじゃがいも、
じゃがいもは食物繊維のほかにもビタミンやでんぷんが豊富で調理も簡単。
加熱してもビタミンが壊れにくいという特長があります。
食物繊維は里芋の方が多いですが、ビタミン類はじゃがいもの方が多い。
ヌメリのある山芋や里芋には、食物繊維の他にムチンという成分があります。
これらは腸内環境を整えることに大いに役立ちます。
このように便秘解消に大活躍のいも類です!

糖質を無理なく制限! 管理栄養士監修「食宅便 低糖質セレクト」

<まとめ>
太るイメージが強いあるさつまいもですが、
冷やすとレジスタントスターチという
食物繊維に似た働きをする成分が増えます。
血糖値が上がりにくくなるんです。
更に発酵食品と一緒にに摂ることで腸内環境改善も図れます。
食べ方次第でダイエット向きに大きく変化するさつまいも。
旬の食材を美味しく食べてくださいね。
今日も最後までお読みいただき有難うございました^^
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さつまいもはこの両方が多く含まれている。
(加熱することで増加)