毎日寒いですね。
寒い時期に一段と美味しいのが麺類。
ダイエットによい麺類なら蕎麦(そば)がおすすめ。
大晦日には蕎麦を食べる習慣がありますが
蕎麦がなぜよいのか、そして効果や注意点もご案内します。
是非、参考にしてくださいね。
ダイエットに蕎麦(そば)がおすすめ:その理由・効果

蕎麦の特長はカロリーが低いだけでなく、
「そば粉」で作られているという事が挙げられます。
同じ麺でも、うどんやラーメンなどは小麦粉から作られています。
小麦粉は、パンの原料でもあり
GI値が高く、血糖値を上昇させやすい性質があります。
それに引き換えそば粉で作られた蕎麦は低GI値食品。
食べても血糖値が上がりづらく、太りにくいわけです。
蕎麦は他の主食と同じように炭水化物ではありますが
「太りにくい炭水化物」という点でダイエットに向いた主食と言えますね。
※蕎麦にはたっぷりの食物繊維が含まれていて便秘解消に効果的。
ウイルスに強いカテキン、豊富なミネラルなども含まれています。
ポリフェノールの一種であるルチンは、毛細血管を強化し、血圧や血糖値を下げ、
すい臓機能を活性化する働きもある。。
動脈硬化や糖尿病、脳梗塞など、生活習慣病の予防に優れた力を発揮します。
疲労回復や二日酔い予防にもよいですよ。
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ダイエットに蕎麦(そば)がおすすめ:GI値について

蕎麦とうどんのGI値について
GI値とは、食品別に食後の血糖値上昇率をあらわした数値です。
GI値が高ければ、食後の血糖値の上がり方は急激で、
インシュリンの過剰分泌を引き起こしやすく、肥満につながることになります。
GI値が低ければその逆となり、つまり太りにくいと言えるのです。
蕎麦とうどんのGI値をみると、
蕎麦(生)は<59>うどん(生)は<80>。

太りにくい食材を考える時のGI値の目安が60以下であることを考えると
「太ることを気にするならうどんよりも蕎麦」ということになります。
ダイエットに蕎麦(そば)がおすすめ:そば湯の栄養と効果

そば湯の栄養とダイエット効果について
十割そばの乾麺など購入した場合、自分で茹でることになりますよね。
その際の茹で汁「そば湯」は栄養たっぷりなので捨ててしまうのはもったいないですよ。
(茹で汁には、ダイエットの元が凝縮されています)
そばつゆを少し入れて味をつけ、飲むようにしましょうね。

そば湯に含まれる栄養素は、
ビタミンB1・ビタミンB2・タンパク質・鉄・カリウム
そして生活習慣病を予防する効果のある「ルチン」など。
具体的な効果
・血圧上昇を抑えて高血圧症を予防 ・冷え性や肩こりに効果的
・動脈硬化を予防、改善 ・血流サラサラ効果 ・美肌、美容効果などが挙げられます。
特に十割そばは炭水化物食品の中では食物繊維の含有量が多く、GI値も低く太りにくい食べ物です。
置き換えダイエットの柱に据えて取り組んでみてはいかがでしょうか。

ダイエットに蕎麦(そば)がおすすめ:注意点について

健康にダイエットによい蕎麦ですが若干の注意点もあります。
以下の通りです。
・小麦粉たっぷりの蕎麦は太る。
十割そば・二八そばなど、そば粉の多いものを選ぶことが大事
・そば粉が多くても色白の更科(さらしな)そばは太りやすい。
そばの実の外側の部分を使ったものの方がダイエット向き。
色黒の田舎そばの方が好ましい。
・天ぷらそばは太ります。
天ぷらは衣に小麦粉を使うし、油で揚げるので太りやすい(特にかき揚げ)
・そばつゆを飲み干してはいけません。
つゆをそのまま飲み干す人はいないでしょうけど、
そば湯を入れて飲むことは少なくありません。

糖分が多いので太りやすいし、塩分は血圧に良くありません。

<まとめ>
・蕎麦を利用して置き換えダイエットを初めて行うなら
1食分の置き換えからスタートする。
1食の置き換えは「夜ご飯」がベスト。
少し慣れてきて二食置き換えるなら「朝ご飯」と「夜ご飯」で。
・特に十割そばはGI値が低く太りにくい食べ物です。
・そば湯も栄養豊富なので捨てずに飲むようにすべきです。
今日も最後までお読みいただき有難うございました^^

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栄養素としてはルチンやビタミンB群、食物繊維など
お米やパンなどからは摂りづらい栄養が、豊富に含まれています。