ダイエットを心掛けているのに痩せない、
それって食べ過ぎているケースが圧倒的に多いんです。
食べ過ぎの食生活に取り入れると良いのが「粗食」。
実践すると日頃自分がどんなに食べ過ぎているかに気付ける。
健康の上からも質素な食事をおすすめします。
今日は、ダイエットと粗食についてのお話です。
ダイエットにも良い粗食のメリットと注意点

昨今の日本では生活習慣病、特に糖尿病になる人が多いですよね、
大きな原因となるのが飽食・栄養過多の生活です(2型糖尿病)。
粗食は穀物や野菜、海藻類を中心とした消化に良い食事を中心なので
内臓や血管への負担が少なく、生活習慣病の改善・予防に役立ちます。
ダイエットはもちろんのこと、いつまでも健康な生活を送るには、
粗食を取り入れることが極めて重要です。
一汁一菜を基本とした粗食を心掛けると
普段の食生活がいかに偏っているか、栄養過多になっているかということに
気付くことができます。
注意点としては、「粗食に偏りすぎないようにする」こと。
偏りすぎは栄養不足を招く可能性があるからです。
やり過ぎは体の負担になりますのでご注意を。
腹八分目にするのは言うまでもありません。
主食付きのこの冷凍弁当がダイエットに大いに役立っています!
ダイエットにも良い粗食の献立の基本

粗食の献立の基本
・ご飯(玄米や五穀米などがおすすめ)
・汁物(シンプルな具材で仕上げる。具沢山にする必要はない)
・副菜(漬物。お好みの漬物を3切れほどで)
副菜は漬物以外では、豆腐のタンパク質と野菜の栄養が両方摂れる白和えや、
大豆入りのひじきの煮物などもいいですね。

◎粗食では、基本的に肉は食べません。
タンパク質は豆腐や納豆などの大豆製品や魚から摂取します。
植物性のタンパク質が含まれた大豆製品は、
整腸作用、デトックス効果が期待できるのでおすすめ。

ダイエットにも良い粗食に役立つ「玄米」

玄米は白米より豊富な栄養素を含み、ダイエットに効果があります。
和食の主食といったらご飯ですが、 「玄米」を使うとダイエット効果は一層アップ。
玄米には精白米よりも多くの栄養素が含まれていますからね。
ダイエット中に起こる様々な体の不調を予防して、
偏りがちな栄養をバランスよく整えるのにも効果を発揮する玄米。

ダイエット中は、炭水化物を食べないようにしている方もいるでしょうけど、
栄養を豊富に含んだ玄米は、ダイエット・健康には最適な食材ですから、
積極的に摂ると良いです。

玄米の栄養
痩せやすい「不溶性食物繊維」が豊富!
玄米には、食物繊維が多く含まれていますが、
特に水に溶けにくい「不溶性食物繊維」が豊富。
炊いた状態だと白米ご飯の2倍も含まれています。
不溶性食物繊維を摂ると、便のカサを増して腸を刺激して
排便を促進します。
ダイエット中に食事量を減らすと便秘になりやすいですが、
便秘は肌荒れや肥満などにもつながってしまいます。
そのため、食物繊維はダイエット中こそ不足しないよう摂るべき栄養素です。
また、不溶性食物繊維を含む食品はよく噛まないと食べられないので、
自然と噛む回数が増えて食べ過ぎ防止になります。

また、不溶性食物繊維を含む食品はよく噛まないと食べられないので、
自然と噛む回数が増えて食べ過ぎ防止になります。
ビタミンB1やマグネシウムが豊富!
玄米に豊富に含まれるビタミンB1やマグネシウムは、
食事から取り入れたエネルギー源をエネルギーに変えて燃やすのに必須の栄養素。
白米と比較すると、玄米にはビタミンB1が8倍、
マグネシウムが7倍も含まれているからスゴイ。

◎玄米を食べることで徐々に食事の好みが変化してゆき
食べ過ぎを抑えられることが動物実験で確認されています。
玄米菜食

玄米菜食とは肉や魚、卵、乳製品などのタンパク質をできるだけ控え
食事の中心を玄米などの精製しない穀物と野菜中心の食事をいいます。
この食事法は大きな健康効果があり、病気になりにくい体つくりを
実践できるメニューなんですよ。
<玄米菜食の効果>
・便秘改善
排便促進効果があり玄米に含まれている豊富な食物繊維で
便量が増えてその刺激で排便が促進されます。
・玄米菜食を続ける事により健康に良い弱アルカリ体質になります。
・食事のバランスが良くなり間食が減りダイエットに有効です。
・低体温の改善も期待されます。

主食付きのこの冷凍弁当がダイエットに大いに役立っています!

<まとめ>
粗食は生活習慣病の改善・予防に役立ちます。
ダイエットはもちろんのこと、健康生活にも
粗食を取り入れることが極めて重要です。
粗食の献立の基本は、ご飯・汁物・副菜。
ご飯では玄米がおすすめで、
偏りがちな栄養をバランスよく整えるのにも効果的。
普段の食生活に取り入れて健康ダイエットを図ってくださいね。
今日も最後までお読みいただき有難うございました^^
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「気付き」は改善につながります。
週に数回の粗食を取り入れ、普段の食事と粗食のバランスを取っていくことを
考えるようにましょう(「偏りがちな食生活をリセット」)。