寒くなると冬バテというのがありますが、大丈夫でしょうか。
ダイエットをしていなくても疲れてしまうことはあります。
食欲不振になった時に食べやすいのが、とろろご飯や納豆ご飯。
今日はおすすめの3つのメニューを紹介し、注意点にも触れます。
目次
ダイエット疲れで食欲不振時のメニュー:とろろご飯
とろろの良い点
水溶性食物繊維を含みます。
・血中のコレステロール値を下げる
・食後の血糖値の上昇を押さえる
・腸内バランスを整える効果 など
とろろご飯はダイエット疲れで食欲不振・お疲れ気味の時に
ささっと流し込めるので食べやすい。
とろろのカロリーは1人前で約85kcal、
150gのご飯(普通盛り・252kcal)にかけて食べると全体で約340kcal。
これって低カロリーですよね。
とろろの残念な点
よく噛むことなくご飯を飲み込むようにして食べてしまうので
満足度は少なく腹持ちが悪いんです。
すぐにお腹が減ってしまうということになりますね。
他の食事や間食の量が増えてしまい、太ることにつながってしまうのです。
ヘルシー食という思い込みがありますから、安心感から食べ過ぎにもなりがち。
こうなるとご飯の糖質の摂取も増えてしまいます。
山芋のGI値は「75」、長芋は「65」と高く太りやすい食材に入ります。
(きのこ類などは「30」以下です。さつまいもの方が数値は低い)
とろろ飯は野菜を摂っているから大丈夫と思わずに
以上のことを念頭に置いて食べるようにしましょう。
ダイエット疲れで食欲不振時のメニュー:納豆ご飯
納豆ご飯の良い点
ダイエットには「納豆ご飯」がおすすめ!
白米に納豆を加えることでGI値が「68」にまで下がります。
(白米のご飯を「100」とした指標で)
血糖値の急激な上昇を抑え、普通にご飯を食べるよりも
脂肪の吸収を抑えやすくなり、太りにくくなるんですよ。
ダイエット中には1日1パックの納豆を使った納豆ご飯を。
※便秘の人は納豆を夜に食べるのがベスト!
納豆の効果・効能
・ダイエットに役立つ
ビタミンB群は太りにくい体作りを助ける
・ネバネバ成分のナットウキナーゼに代謝アップの作用
・納豆菌は腸内環境も改善し便秘によい
納豆ご飯の残念な点
一食がとろろ飯と同じくらいのカロリーの納豆ご飯。
こちらもよく噛まずに飲み込むという点では同じ。
生卵もかけて食べれば尚更です。
ダイエット的には、努めてよく噛んで食べることが大事。
ダイエット疲れで食欲不振時のメニュー:お茶漬け
お茶漬けの良い点
手軽に食べられるお茶漬けがダイエットにもよい。
お茶漬けのカロリーは、ご飯一杯分と鮭や梅干しなどの具のカロリーになります。
市販のお茶漬けの素を使うことも多いかと思います。
ダイエット的には面倒な準備をせずに食べられるお茶漬け。
水分の摂取ということも大きなポイント。
水分はお腹に溜まりやすいですし、ご飯を吸って量が増えるので、
同じ摂取カロリーでも満足感を得やすいんですよね。
お茶漬けの残念な点
お茶漬けの残念な点
サラサラっと流し込めるので、よく噛まないという点ではやはり好ましくない。
お茶漬けでダイエットの場合
やり方は、いたってシンプル。一日一食をお茶漬けのみにすること。
(置き換えダイエットの感覚ですね)
二食を置き換えることも可能ではありますが、
栄養不足や飽きることを考えれば一日一食に留めるのがよいでしょう。
※夕食を置き換えるのが、一番ダイエット効果を期待できます。
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<まとめ>
取り上げた「とろろご飯」「納豆ご飯」「お茶漬け」は、
いずれも疲れて食欲がない時も、時間がない時でも食べやすい。
でもダイエット成功の点で言うと「よく噛む」ということは怠りがち。
難かしいことですが「意識して」噛んで食べるようにしましょう。
今日も最後までお読みいただき有難うございました。
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