糖尿病の人には太った肥満体型の人が圧倒的に多い。
ダイエットして何とか痩せたいと思ったことはあるはず。
ネットでも様々なダイエット方法・情報が飛び交っていますが、
果たして取り組んでいいのだろうか。
今日は、やるならどんな方法がいいのかまでご紹介したいと思います。
目次
糖尿病の人に適したダイエット方法は?

余計なことはしないことが大事
私は糖尿病患者となってかなり長いです。
ダイエットは様々な方法を試してきましたが、
「糖尿病の人は行わない方が良い」とか
「薬を飲んでいる人は医師に相談してください」という壁に何度も当たりました。
糖尿病予備軍の人と糖尿病患者とでは異なるのです。
良いというダイエット方法でも、糖尿病の人は行うべきではありません。
ダイエットのために健康を崩しては元も子もないのですから。
余計なことはしないのが賢明!
糖尿病の人のダイエット法については、いろいろ研究されています。
でも、糖尿病だからといって特別なダイエット方法があるわけではありません。
食事療法と運動療法がダイエットの両輪。
糖尿病の人は、食事療法と運動療法を正しく行えば、
自然と脂肪が減少してダイエットにつながります。
特別なことは何もしなくても良いのです。

糖尿病の人に適したダイエット方法<食事>

規則正しく3食きちんと食べる!
食べ過ぎは良くありませんが、
ダイエットしなくてはと、食事量を極端に減らしたり食事を抜いたりするのは、
そのあとの食事で脂肪を溜めこみやすくなるので避けましょう。
3食できるだけ規則正しく食べ、栄養バランスの良い食事を心掛けるべきです。
規則正しい食事とは 栄養バランスを考慮し、
腹八分目を心がけて1日3食きちんと食べることです。
1日3食食べることは活動に必要なエネルギーや栄養素を補うだけでなく、
生活リズムを整える点でもとても重要です。
健康維持には食事からの摂取エネルギーと
1日の活動で使われる消費エネルギーのバランスが大事。
食事は床に就く3時間以上前に済ませ、胃腸を休めてから寝るのが理想的。
質の良い睡眠のためには、体を温める食事を選ぶのが良いですね。

和食中心で野菜を多めに摂るなど(温野菜もおすすめ)。

たくさん食べる時は、前後の食事で調節を!
夕食にご馳走を食べる予定あった場合
朝食や昼食の摂取カロリーを控えめにしたり、翌日の食事を抑え気味にするなど、
前後の食事で調節するのがダイエットのコツ。
食べ過ぎが続くと胃腸に負担がかかり、食べることが習慣になってしまい
太ってしまうのは当然のことですよね。
糖尿病の人に適したダイエット方法<運動>

意識して体を動かすことが大事
家に閉じこもってじっとして過ごすのでは、
太るばかりでなく健康にも良くありません。
意識して体を動かす機会を作ってしっかり脂肪燃焼を図りましょう。
運動というと「またかー」と気が重くなるかもですよね。
ウォーキングのような有酸素運動が良いのですが、
ウォーキングやランニングは意外とハードルが高い。

それならばキッカケとして室内での運動を考えてはいかがでしょう。
あまり難かしくなく気楽に取り組めると思うのは、
「その場足踏み」「踏み台昇降 」「ラジオ体操」「雑巾がけ」
・その場足踏み・・・
文字通り畳やカーペットの上で足踏みします。
「膝を少し高く上げる」ことを心掛けると良いですね。
・踏み台昇降・・・
ブロックなどあれば利用すれば良いし
なくても座布団を2~3枚重ねればできますよ。
・ラジオ体操・・・
テレビやラジオでのものを利用する。
放送に合わせて行うタイミングを逃さないのがコツ。
・雑巾がけ・・・
バカにしてはいけません。結構、いい運動になります。
もう少し上級なものをという方には、簡単ストレッチやスロースクワットがおすすめ。
動画を見ながら行うとやりやすいです。
スロースクワット:私が週2回やっている動画を載せておきますね。
(やり始めてちょうど2年半になりました。
休憩時間を入れて8分もあればできるのでお手軽ですよ)

<まとめ>
痩せたいと思っていると興味を惹かれるダイエット方法も出てきます。
でも「糖尿病の人(糖尿病患者)」は、
やたらなものに手を出さない方が賢明です。
ダイエットの基本は、どこまでいっても食事と運動。
食事療法と運動療法を正しく実行すれば自然と脂肪は落ちて痩せられます。
目先の極端なダイエット方法に手を出すのは止めましょう。
今日も最後までお読みいただき有難うございました^^

糖質を無理なく制限! 管理栄養士監修「食宅便 低糖質セレクト」

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ダイエットの基本は、
結局のところ「栄養バランスの取れた食事」と「適度な運動」です。
(通常のダイエットと同じですね)