暑い夏は食欲も落ちるし、食べたいと思うものが最優先されますよね。
さっぱり食べられる冷やし中華、無性に食べたくなるカレーライス、
そして飲むことが増えるビールや梅酒。
糖質制限ダイエットにおいても、これは絶対にダメというものはありません。
摂り方や摂る量に問題があります。
今日は、そのあたりのヒントを中心にお話します。
是非、夏場に活かしてくださいね。
糖質が多い意外な食べ物:冷やし中華


暑い夏は「冷やし中華」が活躍しますよね。
でもやはりカロリーと糖質は気になります。
冷やし中華のカロリーは580kcal、糖質は89gも含まれます。
糖質はタレよりも圧倒的に中華麺が占めます。
冷やし中華で太る理由は、やはり糖質が多いからです。
糖質制限ダイエットでば、1日の糖質摂取量は130gまでに抑えたいところ。
冷やし中華は麺とタレで糖質量は約100gになってしまいます。
(ごまだれよりも甘酢だれの方が糖質は少ない)
※醤油ラーメン(1杯)の糖質量は60g、かけうどん(1杯)は47gです。
太りにくい食べ方
では、どうしたら太りにくく食べられるか?
・食前に野菜ジュースを飲むべし
食前に野菜ジュースを飲むことで、血糖値の急な上昇を抑えられる。
もちろん甘さ・糖分の少ない野菜ジュースが良い。
・たれは少な目で
高カロリー高糖質になりがちの「たれ」。
だしやポン酢などを上手に使いましょう。
・もやしを麺の代用に
麺の量を半分にして「茹でもやし」をかさ増しに使うとGOOD。
・キムチをプラスする
キムチに含まれるカプサイシンには、脂肪燃焼効果があります。
キムチは発酵食品ですから、腸内環境を整える効果も得られる。
また、味がしっかりしているからたれを減らすこともできる。
糖質が多い意外な食べ物:カレーライスはどうなの?


夏バテ防止にも食欲不振時にも良いのがカレーライス。
暑い時期でも無性に食べたくなるっていうことあるかと思います。
平均的なカレーライスで糖質量は110g超え。
1日の糖質摂取量130gに一食でかなり近い数字になります。
糖質のかたまりとも思えるカレーライスですが、実は食べてもOK!
ただし食べ方を間違えると太ってしまいます。
太りにくい食べ方
・夜ではなく「朝」に食べること
朝は1日の始まりで、自律神経が副交感神経から交感神経に切り替わる時間帯。
朝に食べるカレーは
エネルギーとして消費されやすく、体に脂肪として溜まりにくいんです。
朝からカレーというのは生活パターンにないと思いますが、
食べたい物は食べるという基本方針なら、朝に食べる習慣にすることが大事。
糖質が多い意外な飲み物:牛乳

甘い飲み物は糖質制限ダイエットでは当然NGです。
意外なのが「牛乳」に糖質が多く含まれているということ。
牛乳200ccには10gの糖質が含まれます。飲み過ぎ要注意!
コーヒー牛乳(加糖)(200cc)だと15g
ちなみに他の飲み物では以下の通りです。
・コーラ(200cc)23g
・サイダー(200cc)20g
・オレンジジュース(200cc)21g
・スポーツ飲料(200cc)10g
それからGI値が低く糖尿病にも良いトマトジュースですが
飲み過ぎは糖質の摂り過ぎになり、血糖コントロールが乱れます。
トマトジュースは1日あたり200ml程度が適量。

トマト100gの糖質量は約4g、ミニトマトは6g、
フルーツトマトは糖度が高いので要注意。
野菜ではなく果物と思った方が良いですよ。
こちらの記事も多く読まれています
夏に飲むことが増えるビール:糖質ゼロビールはどうなの?


糖質ゼロビールには
糖類やデンプン、キシリトールなどが一切含まれていません。
ただし人工甘味料などは糖質に数えられていないので注意が必要です。
糖質ゼロや糖質オフというと糖尿病の予防になりそうなイメージですよね。
本当のところは、アルコール自体が糖尿病の原因になりやすいんです。
ただし、長年にわたって大量の飲酒を続けている人の場合ですが。

糖質ゼロや糖質オフでも大量に飲むと体に悪いですね。
単純に糖尿病予防になるわけではないことを理解しておきましょう。
また、夏には健康のために梅酒を飲む方も多いかと思います。
梅酒は、氷砂糖やハチミツを使って熟成させるので、糖質はかなり多いです。
・ビール(350ml)糖質量11g
・梅酒(1杯:80cc)糖質量17g
‟過ぎたるは猶及ばざるが如し”です。飲み過ぎはいいことはありません。
<まとめ>
夏に摂る機会の増える食べ物・飲み物を取り上げて
糖質制限ダイエット時のヒントをご紹介しました。
記載した事項を食生活に活かしつつ、
加えて、タンパク質と脂質を意識して摂ることがおすすめ。
食事を楽しみながら、糖質制限ダイエットを行ってくださいね。
今日も最後までお読みいただき有難うございました^^
![]() |
![]() |
他にも具材には糖質の少ないものを選ぶ。
例えばハムをささみに代えるとカロリーや糖質オフにもなり
脂肪燃焼効果のあるタンパク質が摂れます。
麺を「糖質0麺」にするのもとっても良いですね。